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三村佳輔
現在ウェブマーケティング会社を経営しながら、ビジネスと投資の2本立てで中長期視点での資産構築を目指す。海外金融商品の複利パワーを活用しながらさまざまな投資を組み合わせ実践中。プロフィールの詳細はこちら

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どうも、三村(@MimuraKeisuke)です。
今回は、THEOとTHEO+JALの違いについてまとめてみました。
この記事を読めば、
んじゃさっそく本題に入りましょう。
この記事の目次
THEOとTHEO+JALの違いって?

THEO+ JALとは、株式会社お金のデザインがサービス提供するロボアドバイザーTHEOと、JAL(日本航空株式会社)が業務提携を行うことによって、2017年11月1日から始まったサービスです。
普段JALなど飛行機をよく利用する人にとっては気になるところかと思います。
簡単に言うと、THEO+JALは資産運用するだけでマイルが貯まるサービスです。

そして、僕たち利用者にとってのTHEOとTHEO+JALの違いは、マイルが貰えるかどうか。
ザックリ言うとこれだけ。これ以外ほぼ気にしなくていいです。

でも実際、
- どのくらいの金額や期間でどのくらいのマイルがもらえるのか?
- それ以外に考えられるメリット・デメリットはないのか?
- 資産運用面でふつうのTHEOと違いはあるのか?
【2019年8月追記】
当初は新手数料システムであるTHEO Color Palette(テオカラーパレットの対象外だったTHEO+JALでしたが、別途適用条件つきで対象になりました。
THEO+JALでは手数料ランクが5種類ではなく以下の3種類しか用意されていません。
適用条件としては、
当初は新手数料システムであるTHEO Color Palette(テオカラーパレットの対象外だったTHEO+JALでしたが、別途適用条件つきで対象になりました。
THEO+JALでは手数料ランクが5種類ではなく以下の3種類しか用意されていません。

- 毎月積立をしている・・・毎月積立をしていない場合カラーはホワイト
- 出金をしていない・・・対象期間内で出金をした場合カラーはホワイト
THEO+JALで貰えるマイルを投資額別にシュミレーションしてみた
じゃあ具体的に、どのくらいマイルが貯まるのか?シュミレーションしてみました。THEO+JALの公式ページで掲載されている運用額300万円の場合がこちら。

THEO+JALのマイル還元率は?
マイルの還元率は運用額1万円につき毎月0.5マイルです。
例えば、50万円で毎月25マイル、100万円で毎月50マイル。
マイルの還元率は運用額1万円につき毎月0.5マイルです。
例えば、50万円で毎月25マイル、100万円で毎月50マイル。
初回は全員が50マイルもらえます。
その後は運用資産額に応じて毎月の貰えるマイルが変わってくる形。
300万を運用すると月150マイル、一年経てば初回50+1800マイル入ってくる計算になります。
じゃあ、もっとほかの投資額でいくつかシュミレーションしてみましょう。
初回 | 1年後 | 3年後 | 5年後 | 8年後 | 10年後 | |
運用額10万円 | 50 | 110 | 230 | 350 | 540 | 650 |
運用額50万円 | 50 | 350 | 950 | 1550 | 2450 | 3050 |
運用額100万円 | 50 | 650 | 1850 | 3050 | 4850 | 6050 |
運用額500万円 | 50 | 3050 | 9050 | 15050 | 24050 | 30050 |
運用額800万円 | 50 | 4850 | 14450 | 24050 | 38450 | 48050 |
運用額1000万円 | 50 | 6050 | 18050 | 30050 | 48050 | 60050 |
※ここでは一括投資で運用したケースで試算していますが、実際は積立投資していくケースが多いと思うので増え方ももう少し違ってきます。
例えば、500万円投資して5年運用で15,000マイルくらい。500万円で10年間運用で30,000マイルくらい貯まる計算になります。
これをJAL国際線の必要マイル数と照らし合わせてみると、


マイル獲得に関する細かい注意点
※ 初回の投資一任運用報酬の徴収から、1ヶ月以内にマイル獲得となる。
※ 投資一任報酬の計算対象となる月末運用残高をもとに算出します。小数点以下のマイルは切り捨て。
※ 預かり資産が3000万円を超えた分は、預かり資産1万円につき0.25マイル計算になる。
※ 預かり資産は市況により変動する。
※ 投資一任運用報酬の徴収から、2ヶ月以内にマイル獲得となる。
※ マイル積算の対象は個人名義で口座を開設された場合のみ。
※ 初回の投資一任運用報酬の徴収から、1ヶ月以内にマイル獲得となる。
※ 投資一任報酬の計算対象となる月末運用残高をもとに算出します。小数点以下のマイルは切り捨て。
※ 預かり資産が3000万円を超えた分は、預かり資産1万円につき0.25マイル計算になる。
※ 預かり資産は市況により変動する。
※ 投資一任運用報酬の徴収から、2ヶ月以内にマイル獲得となる。
※ マイル積算の対象は個人名義で口座を開設された場合のみ。
THEO+JALで貰ったマイルは他の航空会社でも使えるの?ANAは?
THEO+JALで貯まったマイルは、JAL以外にも同じグループONEWORLD(ワンワールド)の提携航空会社で使用することができます。
ちなみに、ANAはスターアライアンスという別のグループなので使えません。一応参考までにスターアライアンスの航空会社一覧も載せておきます。

もちろんマイルの使い道としては航空券以外にも、
- 提携するネットショッピングサイトで使えたり
- 提携する電子マネーに換金してコンビニなどで使えたり
- USJのスタジオパスと交換できたり
- チャリティーなどの寄付にあてたり
他のマイルが貯まるサービスと比較してみたら全然魅力なかった
THEO+JALでは、資産運用するだけでおまけ的にマイルが貯まっていきます。これ自体は嬉しいことではありますが、正直100万円以下など少額ではなかなか貯まらないですし、数十年運用しないとまとまったマイルにはなりません。
それでもコツコツ積み上げていきたいという人ならアリかもしれませんが、正直マイルを貯めるだけならいくらでも他にもっと効率の良い方法はあります。
例えば、航空会社と提携しているクレジットカードでの決済。


ANAカード
普段の生活するうえでかかってる費用を出来るだけ現金で払わずに、すべてクレジットカードで統一するだけでもマイルは貯まります。
カードによっても還元率やオプションは変わってきますが、入会するだけで1000マイル2000マイルもらえたりするので、THEO+JALと比べて貯まるスピードは全然早いでしょう。

僕も普段ほぼ現金は使いません。カード払いでマイル貯めてます。
ふつうに生活してて現金で決済するメリットってほぼないし、マイル貯めたいならこういうのも使わないともったいないですよね
ふつうに生活してて現金で決済するメリットってほぼないし、マイル貯めたいならこういうのも使わないともったいないですよね
THEOとTHEO+JAL、運用成績は同じなので心配なし
冒頭でも触れていますが、THEOとTHEO+JALの違いはマイルがもられるかどうか、これだけです。(※2019年4月以降は手数料にも大きく差が出てきます。新手数料システムはTHEO+JALは対象外)
THEOの運用成績に差がでるのではと心配される方もいるかもしれませんが、ここは同じです。
どちらを選んでも、231パターンのアルゴリズムの中から自分に合ったポートフォリオを組んで作成してくれて、あとは自動運用。

じゃあマイルが貯まる分だけTHEO+JALのほうがお得じゃん。という声もありますが、個人的にはどっちでもいいし好みだと思ってます。
むしろ普通のTHEOにしておいたほうがいいかも。というのも
THEOとTHEO+ JAL、始めるならオススメはどっち?
この両方が当てはまる方にとってはTHEO+JALは便利なサービスと思います。ただそれ以外の方にとっては、大してマイルも貯まらないしわざわざあえてTHEO+JALを選ぶメリットはありません。

しかも今後新しいサービスやオプションが追加された時に、大元のTHEOには対応していてもTHEO+JALでは対応しない可能性もある。
これはウェルスナビなど他のロボアドサービスでも同様のことが起こってますよね。
これはウェルスナビなど他のロボアドサービスでも同様のことが起こってますよね。

追記※2019年2月
ほら言わんこっちゃない!THEOカラーパレットという新手数料システムによって手数料が大きく安くなる可能性が出てきたわけだけども、これも大元の本家THEOユーザーのみが対象!THEO+ユーザーは対象外……。
ほら言わんこっちゃない!THEOカラーパレットという新手数料システムによって手数料が大きく安くなる可能性が出てきたわけだけども、これも大元の本家THEOユーザーのみが対象!THEO+ユーザーは対象外……。
なので、どちらにしようか迷うくらいなら確実に今は本家THEOで開設しておくことをオススメします。
のちのち融通も利きますし、このカラーパレットによる手数料最大0.65%はかなり魅力的。
大半の人はTHEO一択で間違いなし
ということでまとめると、でした。
とにかく手数料が違ってくるというのがデカイ。パフォーマンスに直結しますからね。本気THEOでないと新手数料システムの恩恵が受けられないので。
もともとTHEOをはじめロボアドで効率よく利益を出すには長期投資+積立投資が前提なので、やるならできるだけ早めに初めてコツコツやっていくことをおすすめします。
他にもTHEO+docomoなどの提携サービスもあるので、スマホでdocomo使ってるしdポイントも貯めてるよって人は、次回そっちもまとめて記事にするのでチェックしてもらえればと思います。
ではまた!

現在ウェブマーケティング会社を経営しながら、ビジネスと投資の2本立てで中長期視点での資産構築を目指す。海外金融商品の複利パワーを活用しながらさまざまな投資を組み合わせ実践中。プロフィールの詳細はこちら