The following two tabs change content below.

和佐田 香織
2014年に1冊の本と出会い、投資の大切さを知る。
「損しても後悔しない」をモットーに投資信託への投資を始め、自己流ながらプラスを維持。アンティークコイン投資では学び検証しながらロマンのある投資を実践する。プロフィールの詳細はこちら

最新記事 by 和佐田 香織 (全て見る)
- 【イラスト解説】仮想通貨取引所・販売所・両替所・分散型取引所DEXの違いを分かりやすくまとめてみた! - 2018年2月26日
- 【仮想通貨】国内取引所と海外取引所5つの違い&おすすめの取引所3選! - 2018年2月26日
- 初心者でもできる!アンティークコイン投資の基礎知識 - 2017年9月1日
仮想通貨の国内取引所と海外の取引所って、何が違うの?よく分かんないんだけど
と思ったことってありませんか?
この記事では、違いが分かりにくい国内取引所と海外取引所の違いをわかりやすくまとめて解説していきます!
また、記事の後半には、お金や資産を増やしていきたい方におすすめの取引所として、
国内取引所と海外取引所を3か所ずつまとめました!
・日本と海外の取引所の違いを知りたい
・取引所を使い分けてお金や資産を増やしたい
という方は参考にしてみて下さい!
国内取引所と海外取引所の違い早見表
国内取引所 | 海外取引所 | |
日本円の入金 | できる | できない |
トレード出来る通貨の種類と数 | 少ない | 多い |
言語 | 日本語 | 英語 |
手数料 | 高い | 安い |
取引高 | 少ない | 多い |
主な違いを並べると、ざっくりこんなところです!
では、ひとつずつ詳しく解説していきましょう!

[国内・海外取引所]日本円で入金できる・出来ない

国内取引所と海外取引所の一番の大きな違いは、
日本円を使えるかどうかでしょう。
国内取引所はもちろん日本円に対応しています。
海外取引所は法定通貨自体に対応していないところも多く、
仮想通貨を入金する必要があります。
[国内・海外取引所]トレードできる通貨の種類と数

取扱通貨数は圧倒的に海外取引所が多く、
500種類以上のアルトコインを取引できます。
対して国内取引所は多くて16種類となっていて、
マイナーなコインはほぼありません。
また、海外取引所では上場直後のICOコインが
トレードできるのも大きな違いです。
国内取引所ではほぼないので、
それだけ取扱通貨の種類には差があります。
[国内・海外取引所]言語が違う

海外取引所の画面は基本的にすべて英語で、
日本語に対応しているところはほぼありません。
また、何かトラブルがあった時には英語でサポートに問い合わせる必要があります。
英語が苦手な方には少しハードルが高く感じられるかもしれません。
国内取引所は全ての機能が日本語表示、サポートも日本語対応なので
初心者でも安心して利用出来ますね。
[国内・海外取引所]手数料の違い

取引手数料は海外取引所が安いです。
0.1%でさらに独自の割引サービスを行なっている取引所もあります。
国内ではビットコインの手数料は安くてもアルトコインの手数料が高くなっていて、
0.3%程度かかります。
一見わからないかもしれませんが、頻繁に取引をするとチリツモです。
[国内・海外取引所]取引高の違い

取引高は海外取引所が圧倒的です。
ある日の24時間内の取引高を比較すると
国内取引所位のビットフライヤーが21,706 BTCなのに対して

海外取引所1位Binancは184,855 BTCもありました!

その差、約8.5倍です!!
取引高が多いというのは売買が盛んということなので、
スムーズな取引ができます。
国内取引所3つのメリット・デメリット
国内取引所3つのメリット

①日本円が使える
多くの方は今持っている日本円を仮想通貨に変えたいのではないでしょうか?ということは日本円の入金が出来る、国内取引所から使い始めることになりますね。
入金方法も、銀行振込、コンビニ決済、クレジットカード決済・・・等から
好きな方法を選べます。
②サポート面が安心
基本的にはメールサポートになりますが、日本語対応なので一定の安心感がありますね。
③国内のサービスとの提携が進んでいる
まだまだビットコインを実際に使える場は少ないですが、ビックカメラが支払い方法に取り入れたことは大きなニュースとなりました。
また、フリマアプリのメルカリが2018年中にビットコイン決済を取り入れると発表しました。
決済方法以外でも、国内サービスと様々なキャンペーンで提携しています。
国内取引所3つのデメリット

①取扱通貨数が少ない
国内では最も多くて16種類の取扱いです。平均的にはひとつの取引所で5種類程度で、
仮想通貨の中でも有名どころのコインが多くなっています。
②手数料が高い
取引手数料はコインの種類、取引量などで変わります。多くの取引所が、ビットコインの取引手数料は安く設定していますが、
アルトコインの手数料はその3倍以上だったりします。
一回の手数料は微々たるものでも、頻繁に取引をすると結構な額になります。
また、手数料は交換する仮想通貨での支払いになるため、
仮想通貨の値段が上がれば上がるほど円に換算した時は、
国際郵便を送るぐらいの手数料になっていてショックを受けます。
③口座開設に時間がかかる
国内取引所は、WEBで登録した後に審査があり、これが数日かかります。また、住所を登録するのですが、郵便物を受け取らないと取引できないところも多く、
「あ、今買いたい!」と思って登録しても、
タイミングを逃しまくるという自体に陥ります。
登録自体は無料なので早めに口座開設だけでも済ましておくのがおすすめです。
おすすめの国内取引所3選
BitFlyer(ビットフライヤー)

2014年に設立された、国内取引量ナンバーワンの取引所です。
大手企業が出資していて資金力も抜群。
国内の他サービスを利用するとビットコインがもらえるなど、
様々なキャンペーンを実施しています。
>>完全攻略!3分でビットフライヤーに登録してビットコインを買う方法を徹底解説!
bitbank(ビットバンク)

ビットコインの他、5種類のアルトコインが取引形式で購入でき、
特にリップルを安く手に入れられることで、
仮想通貨中級以上の人から人気の取引所です。
6月末まで全てのコインが取引手数料無料のキャンペーンをやっています。
他の国内取引所はビットコインの取引手数料は安くても、アルトコインが高いので、
この機会ビットバンクでアルトコインを取引して見てはいかがでしょうか。
Zaif(ザイフ)

ビットコインの取引手数料マイナスで取引するほどお得になります。
また、Zaifコイン積立というサービスがあり、
毎月一定額の仮想通貨を銀行引き落としで購入できます。
購入するタイミングがわからない、頻繁に取引画面を見られない人、
ローリスクで長期的に投資したい人向けのサービスです。
>>完全攻略!!3分でZaif(ザイフ)に登録してビットコインを買う方法!
海外取引所3つのメリット・デメリット
海外取引所3つのメリット

①取扱通貨数が多い
多くの取引所が100種類以上、多いところでは500種類以上ものコインを扱っています。その中からキラリと輝くコインを見つけて投資するのが、
仮想通貨の楽しみでもあります。
②上場直後のICOコインがトレードできる
ICO(Initial Coin Offering:イニシャル・コイン・オファリング)とは、株式投資のIPOのようなもので、
資金調達をしたい企業やプロジェクトが、
独自の仮想通貨を発行・販売し、資金を調達する手段です。
過去には30秒で3500万ドル調達した成功例もあります。
プロジェクトの将来性に投資し、リターンが期待できるのは嬉しいですね。
③手数料が安い
海外取引所はアルトコインの手数料が安いので、頻繁に取引する人には絶対おすすめです。
また、取引所独自のトークンを使うとさらに安くなるので、
ぜひ活用したいところです。
海外取引所3つのデメリット

①英語が標準。画面操作やサポート面で不便
英語が苦手な人にとっては大きな壁です。私も英語が苦手なのですが、Google翻訳を使って問い合わせをしたことがあります。
カタコト過ぎて、相手にはロボットか子供に思われたかもしれません。笑
また、操作画面が全部英語なので「ギョエーーー」と初めは思うかもしれません。
ですが、これもGoogle翻訳が効きますし、感覚的にすぐに慣れます。
②高額な取引を行う際、本人確認にパスポートが必須
海外取引所は登録はめちゃめちゃ簡単です。ですが、登録のレベルにも段階があり、
第一段階の場合、一日の取引量や入出金額に制限があります。
大きな額を取引したい場合には更なる個人情報の提供が必要で、
それはパスポートになります。
提供自体は写真をWEBでアップすれば良いのですが、
パスポートを持っていない、個人情報を提供したくない、
という人にとっては厚い壁となりますね。
③偽サイトによるフィッシング詐欺の危険性
海外取引所は世界中のクラッカー(ハッカー)から狙われていて、その手口もかなーり巧妙です。
Twitterで話題になっていた中にはこんなのも!!

これは気がつかずに進んでしまいそうです。
そうならないためにも、よく確認するのはもちろん、
公式サイトをブックマークしておきましょう。
この記事では、しっかり公式サイトを紹介しています。
おすすめの海外取引所3選
Poloniex(ポロニエックス )

アルトコインの取扱数が多く、取引可能な通貨ペアが多いのが特徴。
取引手数料が安いのも人気のひとつです。
また、自分の持っているコインを利子付きで他の人に貸して、
利子をつけて返してもらう「レンディング」という仕組みを利用できます。
>>【日本語完全解説】3分でポロニエックスに登録する方法&アルトコインの買い方まで徹底解説!
Binance(バイナンス )

現在、取引高世界ナンバーワンの大人気取引所です。
取扱通貨は100種類以上と多く、取引手数料も一律0.1%と明朗です。
独自通貨BNBで手数料を払うと更に割引になります。
ICOコインも豊富で、バイナンス に上場するかが注目されることも多くなっています。
KuCoin(クーコイン)

取り扱い通貨が多く、ICO直後の通貨の扱いもあります。
バイナンスに似ていると言われることも多いですが、
バイナンスにはないコインの扱いがあります。
基軸通貨の種類が多いので取引しやすいのが特徴です。
バイナンス同様、独自通貨KCSによる手数料割引サービスがあります。
まとめ
「で、国内と海外、一体どっちがいいの?」
と思われたかもしれません。
答えは「両方を使い分ける」
日本円を仮想通貨に変えるためには、国内取引所は必須です。
そこから海外取引所を使えるかどうかで、
多くの利益を得るチャンスが変わります!
登録は無料なので、とりあえず登録してみることをおすすめしますが、
海外の小さな取引所は突然の閉鎖や詐欺サイトの恐れもあるため、
まずは大手の取引所を選びましょう。
海外取引所に登録して、次のステップに進んでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!

2014年に1冊の本と出会い、投資の大切さを知る。
「損しても後悔しない」をモットーに投資信託への投資を始め、自己流ながらプラスを維持。アンティークコイン投資では学び検証しながらロマンのある投資を実践する。プロフィールの詳細はこちら