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長島 雄太
行政書士として活動しながら、仮想通貨やFX、株などの投資を実践中。今後は海外移住を視野に入れ、海外不動産屋や海外金融商品なども勉強中。プロフィールの詳細はこちら

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格安SIMに乗り換えるとお得なのはわかるけど、
今までの機種変更や乗り換えと何がどう違うかわからないですよね?
『SIMロック解除はいつしたらいいの?』
『格安SIMを契約するのに必要なモノは?』
『MNP(ナンバーポータビリティー)を利用するにはどうすればいいの?』
『大手キャリアはいつ解約したらいいの?』
など、わからない事だらけだと思います。
実際に私も格安SIMに乗り換える前は
色々とやらなければいけないことが多そうで面倒臭いなと思っていました。
しかし、実際に乗り換えてみると意外に簡単だったんですよね。
そこで、この記事では犬でもわかるぐらい丁寧に格安SIMに乗り換える手順を解説していきます。
この記事の目次
格安SIMに乗り換える流れ

まず初めに格安SIMに乗り換える上での全体的な流れを解説します。
大手キャリアから格安SIMに乗り換えるには全部で7つのステップを踏まなければいけません。
- step1:SIMロックを解除する
- step2:自分に合った格安SIMやプランを決める
- step3:MNPの予約番号を取得する
- step4:本人確認書類・クレジットカードを準備する
- step5:格安SIMの契約を申し込む
- step6:開通手続きとSIMカードを端末に挿入する
- step7:APS設定を行う
これら1つ1つはかなり簡単なので機械音痴という方でも問題なく乗り換えが出来ると思いますよ!
それでは以下で7つのステップを1つずつ詳しく解説していきます。
STEP1:SIMロックを解除する

大手キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)でスマホを購入した場合には、
購入先のキャリアのSIMカード以外は使えないようにスマホ端末に利用制限がかけられています。
この利用制限のことをSIMロックといい、
大手キャリアから格安SIMに乗り換える場合にはSIMロックを解除する必要があります。
SIMロックの解除方法は①契約しているキャリアの店頭でSIMロックを解除してもらう方法と
②自分でインターネットからSIMロックを解除する方法の2通りがあります。
①店頭でSIMロック解除の手続きを申し込む
今契約しているキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の店舗に行ってSIMロック解除の手続きを申し込むことでSIMロックを解除してもらうことが可能です。
ただし、店頭でSIMロックを解除してもらった場合には手数料として3,000円が必要です。
また、店舗が込んでいる場合には待ち時間なども含めると
SIMロックを解除してもらうのに1時間ぐらい掛かることもあります。
②自分でネットでSIMロック解除手続きを行う
SIMロック解除の手続きはインターネットからでも行うことができます。しかも、自分でSIMロックを解除した場合には手数料は一切かかりません。
また、SIMロック解除の手続きの仕方はそれぞれのキャリアのホームページで紹介されているので、
その案内を見ながら行うと誰でも簡単にSIMロックの解除を行うことができます。
ハッキリ言ってSIMロックの解除は5~10分あれば自宅に居ながら自分で簡単にできることなので、
店頭で解除してもらうよりは自分でネットからSIMロックを解除した方がいいですね。
SIMロックを解除のやり方
SIMロックの解除の方法は現在使用しているキャリアによって違います。なので、SIMロックの解除の方法が知りたいという方は以下のページよりSIMロックの詳しい解除方法を確認してください。
補足
因みに、SIMロック解除というのは必ず必要かと言われれば、そうではありません。
格安SIMに乗り換える場合には回線が変わる場合に必要な作業となります。
【例】
ドコモユーザー⇒ドコモ回線を使用している格安SIMに乗り換える場合
auユーザー⇒au回線を使用している格安SIMに乗り換える場合
ソフトバンクユーザーソフトバンク回線を使用している格安SIMに乗り換える場合
上記のような場合にはSIMロックを解除する必要はありません。
因みに、SIMロック解除というのは必ず必要かと言われれば、そうではありません。
格安SIMに乗り換える場合には回線が変わる場合に必要な作業となります。
【例】
ドコモユーザー⇒ドコモ回線を使用している格安SIMに乗り換える場合
auユーザー⇒au回線を使用している格安SIMに乗り換える場合
ソフトバンクユーザーソフトバンク回線を使用している格安SIMに乗り換える場合
上記のような場合にはSIMロックを解除する必要はありません。
STEP2:自分にあったMVNO(格安SIM会社)やプランを決める

今まではドコモ・au・ソフトバンクの3社しか選択肢がない上に、
プランも数種類程度なので自分にあったキャリアやプランを選ぶことはそこまで難しくはありませんでした。
しかし、現在はMVNOは40種類以上もあり、
それぞれのMVNOのプランをトータルすると100種類以上の選択肢があるというわけです。
しかも、MVNOによってはメリットやデメリットなどが異なるので自分に合ったMVNOを選ばなければ、
せっかく格安SIMに乗り換えたとしてもあまりスマホ料金が安くならないという事も十分にあり得ます。
なので、格安SIMに乗り換える前には事前に自分に合った格安SIMを選ぶことをおすすめします。
自分に合った格安SIMやプランの選び方
格安SIMというのはスマホを利用する人の使用状況や、格安SIMにどういったコトを求めているかによって使ったほうが良い格安SIMが違ってきます。
具体的には格安SIMは以下のような6つのタイプに分けることができるので、
自分はどのタイプの格安SIMが向いているのかを知る必要があります。
- トータルバランスタイプ
- 価格重視タイプ
- かけ放題タイプ
- 高速通信タイプ
- シェアタイプ
- 大容量・無制限タイプ
もし、まだ格安SIMやプランが決まっていないという方は以下の記事を参考にしてみてください。
下記ではあなたにはどのタイプの格安SIMがあっているのかを診断するチャートがあるので、
そのチャートを参考にそれぞれのタイプ別のランキングを参考にすることであなたに合った格安SIMが見つかると思います。
STEP3:MNP予約番号を取得する

MNP(ナンバーポータビリティー)とは大手キャリアから格安SIMに乗り換えた場合に電話番号をそのまま利用できるサービスで、
格安SIMに乗り換えた後も今の電話番号を使用したいという場合にはMNP予約番号というものを取得しなければいけません。
格安SIMを契約する際に取得したMNP予約番号を利用することで
格安SIMに乗り換え後も継続して現在の電話番号を使用することが出来ます。
ただし、MNP予約番号を取得するにはどこのキャリアかには関わらず2,000円の手数料が必要です。
MNP予約番号の取得の仕方
MNP予約番号は現在契約しているキャリアの店舗に行って『MNP予約番号を取得したい』とスタッフに伝えると手続きをしてくれるのですが、店舗に人が多いと待ち時間がかかったり、格安SIMへ乗り換えることを引き止められたりする可能性があります。
なので、現在契約しているキャリアに電話をしてMNP予約番号を取得することをおすすめします。
連絡先は下記の番号に連絡し、『MNP予約番号を取得したい』と伝えるだけで大丈夫です。
キャリア名 | ドコモ | au | ソフトバンク |
連絡先 | 151(ドコモ携帯から) 0120‐800‐000(一般電話から) |
0077‐75470 | *5533(ソフトバンク携帯から) 0800-100-5533(一般電話から) |
受付時間 | 9:00~20:00 | 9:00~20:00 | 9:00~20:00 |
補足
MNP予約番号を取得した後は必ず格安SIMに乗り換えなければいけないというわけではありません。
MNP予約番号の有効期限は15日間なので、
仮にMNP予約番号を取得した後に格安SIMに乗り換えなかった場合には15日後にその予約番号は無効になります。
また、予約番号が無効になってしまった場合には2,000円の手数料はかからないのですし、
いつでもすぐに新しくMNP予約番号を再発行してもらう事も可能です。
MNP予約番号を取得した後は必ず格安SIMに乗り換えなければいけないというわけではありません。
MNP予約番号の有効期限は15日間なので、
仮にMNP予約番号を取得した後に格安SIMに乗り換えなかった場合には15日後にその予約番号は無効になります。
また、予約番号が無効になってしまった場合には2,000円の手数料はかからないのですし、
いつでもすぐに新しくMNP予約番号を再発行してもらう事も可能です。
STEP4:本人確認書類・クレジットカードを準備する

格安SIMに乗り換える場合には基本的には本人確認書類とクレジットカードが必要です。
格安SIMに乗り換えるには本人確認書類が必要というのは何となくわかると思いますが、
『なぜクレジットカードが必要なの?』と思う方もいると思います。
実は、ほとんどの格安SIMについてはスマホ料金の月々の支払いはクレジットカード払いしか対応していないからです。
もちろん、中には楽天モバイルのような銀行口座からの引き落としで月々のスマホ料金を支払うことができるところもありますが
基本的にはクレジットカードを必要だと考えておいた方が無難だと思います。
本人確認書類・クレジットカードで利用できるモノ
本人確認書類に関しては下記いずれか1つの本人確認書類が必要で、クレジットカードに関しても下記に該当するクレジットカードを所有している必要があります。
本人確認書類 | クレジットカード |
運転免許証、日本国パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、健康保険証+補助書類(住民票記載事項証明書の原本、または、公共料金領収書(電気・ガス・水道・NHK受信料)) | VISA,MASTERCARD、JCB、AMEX、Diners Club、UC、MUFJカード、DC、UFJカード、NICOS、三井住友カード、イオンクレジットサービス、オリコ、OMC、CF、Cedyna、ライフカード、TSキュービック、楽天カード、ジャックス、ポケットカード |
ネットで格安SIMに申し込む場合には申し込み時に本人確認書類の画像をデータをアップロードする必要があるので、
事前にスマホのカメラで自分が提出する本人確認書類を撮影しておくと後々申し込みをスムーズに行うことが出来るようになります。
STEP5:格安SIMの契約を申し込む

格安SIMを契約する場合にはネットから申し込みをするのが基本です。
というのも、格安SIMは店舗などを構えないことで店舗運営費や人件費などを削減し、
その分スマホ料金の値段を下げており、大手キャリアのように家の近所にスマホショップがなかったり、そもそもネットだけでしか契約を受け付けていないMVNOがあるからです。
最近で格安SIM会社の公式サイトもかなり充実していて、
料金やプランの説明だけではなく、端末の動作確認表や格安SIMのサイズの種類などもしっかり解説されているところが多いです。
ただし、ネットで申し込みを行った場合には初期設定などがわからない場合には
直接スタッフに尋ねることが出来ないというデメリットはあるので、
機械に弱いという方は店舗や家電量販店内にあるブースで申し込みを行った方が良いかもしれませんね。
格安SIMをネットで申し込む方法
格安SIMをネットで申し込むのは少しハードルが高いと感じるかもしれませんがやってみると意外に結構楽ですよ!そして、何より店舗に行って格安SIMに乗り換える場合には待ち時間が長いので2~3時間平気でかかったりします。
一方、ネットの場合は自宅から格安SIMを申し込んでSIMカードが届くのを家で待つだけなので
家電量販店や店頭に行く時間がないという人にはおすすめです。
ここでは私がワイモバイルに乗り換えた際の手順をもとにネットで格安SIMを申し込む方法を解説します。
公式サイトにアクセスする

まずは乗り換えようと考えいる格安SIMの公式サイト(ワイモバイルオンラインストア)にアクセスします。
格安SIMのみを選択する

スマホと格安SIMのセットなどの商品ラインナップもありますが、格安SIMのみの商品を選択します。
契約内容を選択する

どこのキャリアからの乗り換えなのかや、どのプランで契約するのか、SIMカードのサイズなどを選択します。
契約者情報の入力や支払い方法を入力する

契約者情報の入力や身分証明書のアップロード、支払先となるクレジットカードの情報を入力します。
MNP予約番号の入力

事前の取得しておいたMNP予約番号を入力します。
後は案内に従っていけば契約完了です。契約完了までは大体10~15分ぐらいで出来ましす。
STEP6:開通手続きとSIMカードを端末に挿入する

ネットで格安SIMを申し込むと2~3日ぐらいでSIMカードが届きます。
しかし、SIMカードが届いたらすぐにSIMカードを入れ替えるのではなく、その前に開通手続きをする必要があります。
新しいSIMカードは届いてすぐの状態だと、
まだ電話やネット通信を行うことが出来ない状態なのでドコモやau、ソフトバンクのSIMカードから格安SIMカードに電話番号の切り替えを行わなければなりません。
SIMカードに同封されている説明書などに開通手続きの案内などが記載されていると思いますが、
もし記載されていない場合には新しく契約したMVNOに電話で連絡することでスムーズに切り替えが行われます。
仮に電話で開通手続きを行わなかった場合でも2日後ぐらいには自動的に開通手続きが完了するのですが、
いつ今のSIMカードが使えなくなるのかがわからないという不便さがあるのでSIMカードが到着後すぐに開通手続きをおこなった方が良いと思います。
電話で開通手続きを行うと大体1時間ぐらいで現在使用している大手キャリアのSIMカードが
使用できなくなり『圏外』と表示されるので、その後に格安SIMを端末に挿入します。
開通手続きのやり方
SIMカードが届いたら今回契約したMVNOに電話を掛けて『開通手続きをお願いします。』と伝えれば大丈夫です。くれぐれも今まで契約していた大手キャリアに連絡するのではなく、
乗り換え先の格安SIM会社に電話するようにしてください。
SIMカードの挿入のやり方
開通手続きを電話で依頼してから1~2時間ぐらいで電波が入らなくなります。そうなれば、開通手続きか完了しているのでSIMカードを入れ替えます。
入れ替える際にはスマホ横側のくぼみを専用のスティックやクリップの先などで押して
SIMカードのトレーを引き出し、届いた格安SIMに入れ替えてください。
MNPで格安SIMに乗り換えると解約は不要
ネットで格安SIMを申し込んで格安SIMに乗り換えた場合に、いつ大手キャリアを解約したらいいかは気になるところだと思います。
しかし、MNPで格安SIMに乗り換えた場合には格安SIMが開通したと同時に今まで契約していたキャリアは解約されることになるのでわざわざ解約手続きをする必要はありません。
ネットで格安SIMを申し込んで格安SIMに乗り換えた場合に、いつ大手キャリアを解約したらいいかは気になるところだと思います。
しかし、MNPで格安SIMに乗り換えた場合には格安SIMが開通したと同時に今まで契約していたキャリアは解約されることになるのでわざわざ解約手続きをする必要はありません。
STEP7:APS設定を行う

最後のステップは格安SIMを使用する上での初期設定を行う必要があるのですが、
それがAPS(アクセスポイント)設定と呼ばれるもので、新しく挿入した格安SIMの接続を有効かする設定です。
ただし、ここで注意し化ければいけないのはiPhone端末を使用している場合にはAPS設定を行う際に通信環境が必要となります。
(アンドロイド端末を使用している場合には通信環境は特に必要ない。)
自宅にWifiがある場合には特に問題ないのですが、
自宅にWifiがない場合にはスターバックスなどのWifi環境があるカフェや飲食店、
コンビニや公共交通機関などのWifiが使用できる環境で設定する必要があります。
APS設定の仕方
肝心のAPSの設定方法は簡単で、同封されている初期設定に関する案内にあるQRコードを読み取って、アクセス先のページの指示に従う事で簡単にAPS設定が出来ます。
使用している端末がiPhoneなのかandroidなのかによって設定方法が異なるのでここでは割愛させて頂きます。
まとめ
最後に格安SIMに乗り換える手順をまとめておきます。❶SIMロックを解除する
❷自分に合った格安SIMやプランを決める
❸MNP予約番号を取得する
❹本人確認書類・クレジットカードを準備する
❺格安SIMの契約を申し込む
❻開通手続きとSIMカードを端末に挿入する
❼APS設定を行う
基本的には上記の7つのステップを踏むことで格安SIMに乗り換えることが出来ます。
1つ1つのステップは簡単ですが、
こうやって格安SIMに乗り換える為にやらなければいけないことが沢山あるので面倒臭いですよね?
もしかしたら、あなたは格安SIMに乗り換えることを躊躇し始めていませんか?
実はあなたよ同じように格安SIMに乗り換えるとスマホ料金が安くなることを知りながらも、
大手キャリアのまま使い続けている人はまだまだたくさんいます。
なぜ、格安SIMに乗り換えることでかなりスマホ料金が安くなるにも関わらず、多くの人は格安SIMに乗り換えないのでしょうか?
恐らく、それは格安SIMに乗り換えることによって得られるメリットとデメリットをしっかりと認識できていないからだと思います。
なので、もしあなたが格安SIMに乗り換えることを躊躇しているのであれば下記の記事を参考にしてみてください。
また、もし質問などがありましたらTwitterのDMで気軽に質問してください。

行政書士として活動しながら、仮想通貨やFX、株などの投資を実践中。今後は海外移住を視野に入れ、海外不動産屋や海外金融商品なども勉強中。プロフィールの詳細はこちら